綾辻行人氏の「館シリーズ」はミステリー小説好きであれば必ず読んでいる作品だと思います。
私も若い頃から親しんできているシリーズです。
初作の「十角館の殺人」で衝撃を受けてからすっかり綾辻ワールドのとりこになっています。
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■館シリーズは9作品
シリーズは現在9作品となっており、いずれも中村青司という建築家が関わった奇怪な建物が舞台となっており、そこで凄惨な殺人事件が起こるのです。
1:十角館の殺人
2:水車館の殺人
3:迷路館の殺人
4:人形館の殺人
5:時計館の殺人
6:黒猫館の殺人
7:暗黒館の殺人
8:びっくり館の殺人
9:奇面館の殺人
それぞれのお話は、1冊で完結するものあれば、4巻に渡る長編も含まれています。
いずれもミステリー小説ファンを震撼させる作品ばかりで、継続的に人気があることが納得できます。
以前Twitterで簡易的に、ご自分が好きな作品を問うてみたのですが、やはりダントツは十角館の殺人、次いで時計館の殺人が好きな方々が多かったようですね。
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■映像化を期待していました
これだけ人気があるシリーズであるにもかかわらず、どうして今まで映像化がされていないのか?
これはいつも不思議に感じていました。
館のからくりの再現が難しいのか、映像化すると逆にわかりづらくなってしまうのかなどいろいろと考えてみたことはありますが、今の時代ではそんなことはないのではと・・・
当の本人、綾辻行人氏もかつてのツイッターでつぶやいています
本当に映像化が実現するのであれば、かなりの話題性を持つニュースとなることは想像していました。
しかし、この3月にHulu限定ではありますが、「十画館の殺人」がついに映像化実現したのです!
全5話から構成されるストーリーは見事に小説を再現してくれておりました。私自身も本当に楽しめましたし、何度も見返しています。
お話を知っている方にとっては「うまく表現しているなあ」という感想を持たれるのではないかと思います。
今後、その他の館シリーズも映像化はされていくのでしょうか?
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■続「館シリーズ」はあるのか?
ひところですが、新しい作品のことが話題になったりもしていました。
「双子館の殺人」というキーワードが聞けた時にはわくわくしたものですが、2023年の4月にご本人から以下のツイートが出されています。
あらま・・・とちょっと残念な気持ちにもなりましたが、是非今後にも期待したいところですね。
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