新しい局面に入ってきました!
ミステリーファンなら、絶対に!必ず!読むべき、いや 読まなくてはいけない一冊です!
綾辻行人さんの「館」(やかた)シリーズの第一弾作品ですね。
私は20代の若い頃に一度読んでおり、そして50代になってから再読をしました。
お恥ずかしながらお話の詳細内容をあまり覚えていなかったのですが、内容にすごく衝撃を受けたことだけは記憶していました。
今回ふたたびじっくりと吟味し、改めて本作品の偉大さを感じることができました。
あの一言で・・・読者はきっと目を見開いて驚くことでしょう!
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■十角館の殺人あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島(角島:つのじま)が舞台となっており、そこに大学ミステリ研究会の7人が訪れます。
十角館を建てた不思議な建築家である中村青司(せいじ)は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したと伝えられていますが・・・
やがて学生たちを襲う連続殺人が次々と・・・閉じられた空間での犯人は一体誰なのか?
アガサクリスティーのそして誰もいなくなったを思わせるお話で、ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を襲います。
■定番の設定
この類のストーリーとしては定番である「ミステリー研究会」。
そのメンバーが次々と殺害されていく危機迫る展開にひきこまれます!
ミステリーファンであれば大学の「ミステリー研究会」という言葉は何度目にしたかというくらいいろいろなお話に出てきます。
でもなんだかその設定がほっとするし、くどさを感じないくらいすんなりと受け入れることができるんですよね・・・
(研究会のメンバーの構成もだいたい似たような人物が出てきますね)
そして、あの登場人物が放つあの一言を読んだ瞬間の衝撃が走る感覚!!
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■そして衝撃の事実が・・・
そうだ!
これだった!
いや~ 人生でこの感覚を2度も感じることができたなんてきっと私は幸せ者ですね。
その衝撃の瞬間と同時に、今まで読み進めてきたものをはじめから読み返してみたくなる激しい衝動に駆られるのです。
それだけ そうか!そういうことだったのか!と驚かされることになります。
新装版はその衝撃の一言がページをめくった瞬間に目に飛び込むように工夫してあるとか・・・
館シリーズはその後も続くのですが、綾辻作品をこれから読もうと思っている方はまずはこの作品を読んでほしいですね。
コミック版も発表されていますね。
このお話をコミックにするには難易度が高いと言われていたようですが、見事に再現されているようです。
■十角館の殺人コミック版を読破しました
以前から気になっていたこともあり、ようやく全5巻を入手したので、読んでみることにしました。
どうやってあのトリックを表現するのだろうか?とワクワクしながら読んでいたのですが、なるほどうまく表現しています!
私の場合には原作を知っている状態でコミックを読み進めていったので、また別の観点から読んだと言えるかと思います。
トリックを知った時に、はじめから読み返したい衝動にかられることを意識しているのか、きちんとストーリーを振り返ることができる構成になっていると思います。
全くお話を知らない人が読んだらどのような感想を持つでしょうかね?
ちょっと興味がありますね。
■そしてついに映像化が実現します
そして、そして最近かなり驚きのニュースが飛び込んできましたね!
あのHulu独占配信で、「十角館の殺人」がついに映像化されることになりました。
放映が3月22日となっており、かなり待ち遠しい状況です!!
一体どのように再現するのか?
何度も見てしまいそうです!
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