昨今、Instagramで情報を「コレクション」する人が増えているそうです。
私はあまりInstagramを使わない人間なので、ピンときませんでしたが、情報収集の方法はどんどん変化していっているなあと強く感じます。
その状況を活用してInstagramをビジネスに活用する方もいると思います。
でもどうやって手をつけたらいいのかわからない・・・
という方にお勧めなのが本書ですね。
【スポンサーリンク】
【1】Instagramで変化する購買行動
ユーザーがInstagramを使っている目的は情報の「保存」だそうです。
商品やサービス購入のための情報を収集し、多くの量と種類の投稿をフォルダ分けして整理して「コレクション」している現実があるようですね。
【2】PECTサイクルでフォロワーを増やす
Instagramのマーケティングではこの仕組みを理解して手を打つことが必要とのことで、SAKIYOMIという会社を運営する著者の方がフォロワーを増やしていくために4つの施策(PECTサイクル)を紹介してくれています。
① P:プロフィール
3秒でフォローされる魅力的なプロフィールをつくること。
ユーザーの人に、これは私が求める情報を発信してくれるアカウントだ!と感じさせることが必要です。
このプロフィールを作りこむには「コンセプト」を決めることが大切とのことです。
ユーザーに対してどんな「価値提供」をするか?提供する人はどんな人か?どんな人についてはある程度想定してみることが必要になります
(ペルソナ分析というやつですね)
② E:エンゲージメント
投稿がフォロワーのタイムラインに表示されるようにすることです。
この指標として
ホーム率=ホーム数÷フォロワー数で計算して、それが50%になることを目安とするとのこと。(難しい・・・)
投稿に対しての親密度(いいねとかコメントなどのリアクション)はエンゲージメントと言われていて、これが高められれば良いと言われています。そのノウハウは本書で!
③ C:コレクション
ユーザーが保存したくなるような投稿をすることです。
保存率=保存数÷リーチ数で図られるようです。
投稿の翌日くらいに2%程度を目標にするとよいそうです。
保存率の高い投稿の条件としては「オリジナル」で、ユーザーが「見返したくなる」情報であること。
インスタ映えを狙うのではなくあくまでも求められるものという視点が大事なようですね。
④ T:トラフィックライン
投稿を見たユーザーがスムーズにプロフィールへ移動できるようにしておくことが大事です。
プロフィールアクセス率=プロフィールアクセス数÷リーチ数で1%を目標にすると良いようです。
フィード投稿の画像にタグ付け、ストーリーズの画像上にメンション、キャプションにアカウントの紹介文を入れるなど、投稿からプロフィールへの誘導の仕掛けが必要とのことです。
【3】まとめ
ビジネスの環境は、私の若いころとは全く様相を変えています。
今では、このInstagramやYoutube、ブログなど手軽に誰でも始められるようになりました。
でもやはりビジネスはビジネスです。誰もが確実に稼げる状態に簡単になれるわけではなく、それなりの戦略と実行が必要になりますね。
自分が思う価値を、求める人に提供する状態を創り出して、その見返りで報酬をいただくという基本的な考え方を基に、それぞれの手段でどんな施策が有効か?を考えてみることが大事なんですね。
【スポンサーリンク】
|
【スポンサーリンク】