本書は大泉洋本人執筆による、大泉洋の素顔の16年間が詰まった、笑って泣けるエッセイ集ですね。
大泉洋が執筆文をまとめて出版するのは、本書が初めてだったそうです。
また、表紙の装画には、大泉自身が子供の頃からファンだった『タッチ』のあだち充先生が担当しています。
書籍の装画は初めてのあだち充先生が、1997年当時の若かりし大泉洋を描きました。
本書では、大泉洋がまだ北海道を拠点に活動し、『水曜どうでしょう』レギュラー放送に出演していた1997年から2005年まで、雑誌3誌で執筆連載していた幻のエッセイ原稿108篇が収録されています。
2誌に関しては、北海道版のみでの連載だったため、コアなファンも未読であろう幻の原稿を掘り起こしています!
大学時のエピソードやレギュラー放送当時の『水曜どうでしょう』の裏話、TEAM NACSについて、家族のことなど……
大泉洋ならではの「笑い」が散りばめられたエピソードはもちろん、時にノスタルジック、時に切なくて、思わず「泣いて」しまいながらも、でも読むうちに不思議と元気になれるのです。
まさに「大泉ワールド」全開のエッセイが満載です。
1997~2013年の「大泉洋」の16年が詰まった、饒舌なエッセイ、352ページを堪能していただける完全保存版です。
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■大泉洋さんの魅力
大泉洋さんは自分が、いや私だけでなく、私の家族がとても好きな方です!
いつもテレビで楽しませていただいています。
もともと「水曜どうでしょう」という有名な番組を普段から楽しんでおり、大泉さんの若い頃からの姿や(TEAMS NACSも)その頃からの面白さにずっと引きこまれています。
「おにぎりあたためますか」も毎週見ていますし、もう番組が終わってしまった「ぴったんこカンカン」も録画したものを定期的に見返しています。
不思議と何度見ても飽きない面白さがありますね。
そこでは大泉さんのお話や、お話の仕方、他の人とのやりとりが毒舌的でもあるのですが、嫌みがなく面白い・・・
そしてあれだけのお話を面白くわかりやすく語ることができるのはきっと頭の回転も相当早く、周囲のことも良く見ている方なのだと思います。
■映像化された資産
「水曜どうでしょう」という番組は、大泉さんが大学生の頃からの姿が収録されている作品です。
鈴井貴之さん、藤村さん、嬉野さんの4人の掛け合いがとても楽しく、ワンパターンな企画内容にもかかわらず、とても楽しめる作品の数々です。
様々な地方局で繰り返し再放送されているため、目にしたことがある人も多いのではないかと思います。
ブログと一緒で、過去に発表された作品が長い期間活用されているエンタメの資産にもなっています。
時々、新作が発表されるのも嬉しいですね。
今やかなりの多忙を極める大泉さんが、故郷に戻ってきたようなお顔を見るのがとてもすきです(皆さん年をとりましたけど・・・)
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■今後も大泉さんを応援します
少し前の「ダビンチ」でも特集があり、ロングインタビューを読みましたが、人柄の良さがとても良く伝わってきました。
長く芸能界で立ち回っている、いろんなチャンスを手にするということは、人間としても素晴らしいということの裏付けにもなっているのだと強く感じました。
同じ50代として、これからも応援していきたいと思います!
今年の紅白歌合戦にも司会ではなく、歌手として出場がきまりましたね。
年末が本当に楽しみになりました。
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