おすすめの一冊を持ち合い、本の魅力を紹介しあう「ビブリオバトル」。
ゲーム感覚を取り入れた、新しい"書評"のかたちが今注目を集めています。
シンプルなルール、そして「人を通して本を知る。本を通して人を知る」ことができるのが魅力のビブリオバトルとは何なのか?
そんなビブリオバトルの世界をのぞいてみませんか?
本をなかなか読まない人も、読んでみたい1冊が見つかるかもしれません。
【スポンサーリンク】
■ビブリオバトルというもの
京都大学の研究室で生まれ、今や全国大会も催されることになったビブリオバトルの誕生秘話から遊び方まで、その全貌を描いた入門的一冊です。
書評は読むだけのものではなく、参加するものというとらえ方です。
読書嫌いな方も本好きになることまちがいありません。情報が多いネット時代だからこその、新しい本との出会いを提案してくれます。
書店でふと手に取ってみたのがこの本を読むきっかけでした。
複数の方々が5分間で自分のお気に入りの本の紹介をプレゼンし、審査員の人たちはどの本が読みたいと思ったかを投票し、チャンプ本を決定するというものです。
非常に面白い取り組みがあることを初めて知りました。
■実際にバトルをしている場面
実はバトルの様子をYoutubeでも見ることができます。
2014年の京都大会の動画が紹介されており、大学生の方々が非常に上手なプレゼンをしている様子を楽しませてもらいました。
SNSの時代と言われている現代でも、きちんと若い人がリアルなプレゼンをしている様子がとても新鮮です。
表情や声の調子など、緊張しながらも、紹介する本を自分の視点から感じる思いを一生懸命に伝えてくれている姿が非常に印象的でした。
チャンプ本は自分も読みたくなるものでしたので、さっそく入手に動いたほどです!
【スポンサーリンク】
■本を通じた新鮮な取り組みが嬉しい
今まで自分が知ることができなかった分野の本の発見につながるという意味では、今後の自分の読書生活にも広がりを与えてくれた本でした。
バトルに参加している若い世代の方々は、自分の好きな本をしっかりと自分の中に吸収して、自分の言葉で魅力的に語ってくれています。
自分が感じたことの内容をまとめることと、それを人に伝えるというプレゼン的な力を培う機会としては非常に有効だと思いました。
自分にもいつかお気に入りの本をきちんとプレゼンできるような場面ができると楽しいだろうなと感じたのでした!
【スポンサーリンク】
|
|