単なる自己啓発本ではありません
世界で3000万部、日本国内で160万部を突破した自己啓発本の金字塔『7つの習慣』が初のまんが化です。
大ヒットした『まんがと図解でわかる7つの習慣』よりもさらにわかりやすく、エッセンスがまとめてあります。
亡き父親のバーを再開すべく、バーテンダーを目指す主人公・歩が勤め始めたバー・セブン。
そこへ訪れる人々の悩みと気づきが、7つの習慣の要点とリンクし、読み応えのある物語となっています。
自分を変え、人生を変えたいと願うすべての人に読んでほしいですね。
自己啓発本のひとつとしてフランクリン・コーヴィー先生の「7つの習慣」を聞いたことがない人は我々のようなおじさん世代では恐らくほとんどいないのではないか?と思うくらい有名だと思います。
もちろん私も原本は所有しております。
今回のまんが版もそうですが、Youtubeなど様々な解説の機会が提供されているので、それも併せて参照していました。
コーヴィー先生の「7つの習慣」・・・
これは結構厳しい内容だと私は思っています。
いわゆるこんな習慣を身に着けたらよいですよ~ 的な軽いものではなく、あなたの人生でこの7つの習慣を身に着けることは一生の課題だ!というくらい重たいもので、恐らくほとんどの人は実現が難しいのではないかと思わせるものです。
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■7つの習慣のイントロダクションの言葉に衝撃が走ります
「7つの習慣」は人生を変える。だがその前に、前提として知っておくべきことがある。それは、あなたの周囲の問題は、「あなたが問題だと思っているから問題なのだ」という真実だ。
これは、言い換えれば自分の周りで起こっている問題はあなた自身が問題としてとらえているだけでしょう!ということで、つまりは他人ではなくあなたのせいなのですよ!と言われているのです。
物事を自分の見たいように見ているだけだとも言えますね。
何事においても自責の念であれ、というのが前提なのです。
(もうこの時点でダメ・・・という人もいるのでは)
■提唱されている7つの習慣(人間の成長に必要な7つの心がけ)
1.主体的である
ささいな行動でも、感情的に反応したり、受け身で行動するのではなく、自分で振る舞いを選択する意識。自身の選択に責任をしっかりと持つこと
2.終わりを思い描くことから始める
努力をしても、ゴールを意識していなければ間違った方向に進んでしまう。何のために行動するのかを自覚して、自分が大切にする原則を定義すること
3.最優先事項を優先する
忙しさに身をゆだねると、その場は充実しているかもしれないが、やりたかったことができなかったという後悔が残る。緊急ではないが重要なことに時間を使うこと
4.WINWINを考える
交渉には勝者と敗者が付きものと思われがちだが、自分の利益を主張するだけでは周囲の信頼は得られない。相手のこともしっかりと考えること
5.まず理解に徹し、そして理解される
聴く力を軽視している人は多い。本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、まず相手の話を深く聴く必要があるということ
6.シナジーを創り出す
人と一緒に何かをしようという時には共通点ばかりに目が行きがちだが、相違点をぶつけ合うからこそお互いの良さを活かせるということ
7.刃を研ぐ
1~6の習慣を自然にできるまで自分を高めよということ
なんて厳しいのでしょうか!こんなことが現実的にできている人はいないのではないかと思えますが(笑)
でも身を引き締めるには時々振り返って読んでみることは必要だと感じています。
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■7つの習慣をより理解するために
まんが版はこの内容を一人の女性バーテンダーを中心に物語の中で解説してくれており、原本に抵抗がある場合にはこちらでも十分に考え方を知ることはできると思います。(原本も是非読んでほしいです)
また、オリジナルの7つの習慣の解説をYoutube大学でおなじみのオリエンタルラジオの中田敦彦さんが分かりやすく講義をしてくれています。
私はこの講義をオーディオに入れて、朝にウォーキングをしながら何度も繰り返し聞かせていただきまた。
非常にためになるので、一度は見ていただけると良いのではないかと思います。
(見てよかったなと思いますよきっと!)
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