やることが多くて時間が足りないとか、自分の将来像が描けないとか・・・
誰しも「重要だが緊急ではないこと」にはなかなか手がつけられず、それを実践するにはどうしたらいいのか?について悩む人も多いのではないかと思います。
それに対してのヒントを与えてくれるのが本書です。
朝1時間の行動習慣(モーニングルーティン)を推奨してくれておりますが、実践してみれば自分自身にとって人生の投資をすることが実現できるのではないでしょうか!
朝活動は一度試してみると分かるのですが、意外なほど自分時間を確保しやすいと言えます。
これを習慣化してしまえれば、長い人生で自分の為だけに仕える時間もかなり増えることになるのではないでしょうか。
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■モーニングルーティンを理解する
朝の1時間を利用して、大事なことに集中するメソッドのことです。
前半の30分でその日1日の仕事に優先順位をつけて全体の段取りをします。
後半30分では緊急ではないが重要な「種まき」タスクを見極めて進めていきます。
①種まきとは
自分がこうなりたい!という未来を実現する行動のことです。
どこから手をつけていいのかがわからず、結局後回しになってしまうケースも多いかと思います。
この「種まき」にすぐ取りかかれるようにするには普段から「種まき」をタスク化しておくと良いそうです。
②タスク化する
具体的にはどのようにタスクを仕分けていくかというと以下を参照してください。
・今日のタスクを頭の外に出し切ること
→今日やるべきタスクをすべて書き出す。
例えば、「連絡したい人」「今後進めるプロジェクト」「将来やりたいこと」「提出する課題」「読みたい本」などの項目について考えてみる
・4色に色分けし、「種まき」を見極める
→緊急でない×重要:赤、緊急×重要:緑、緊急×重要でない:青、緊急でない×重要でない:黒というように見える化する
・それを仕分けして取りかかれる状態にすること
→色分けした「赤」のタスクをすぐに着手できる状態にすること
③全体見直し
上記を進めると緊急×重要:緑が貯まってしまい、ストレスを感じる場合があります。
どこかのタイミングでタスク全体の棚卸をすることが良いようです。
繰り返し潰せないタスクがある場合にはその原因を考えてみたり、そもそも不要なタスクなのかを見極めることも大切です。
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■まずはやってみること
①朝読書
著者は「種まき」のひとつとして朝読書を推奨しています。
朝のメリットは邪魔が入らないため集中しやすく、本で得た知識をその日にすぐに実践につなげることができると言っています。
自分もよくやることですが確かに集中度は上がる気がしています。
②自分の強みを掘り下げる
ついダメ出しをしたくなることや勝手におせっかいをしたくなることを書き出してみる。
「もどかしい」「イライラする」「私ならうまくできる」と思うことには自分の強みが隠れているそうです。
そこを掘り下げてみると新たな自分に対しての発見があるかもしれません。(これはやったことがなかったです)
■モーニングルーティーンまとめ
朝のルーティン時間で今後の自分に対しての投資をするという考えにはとても共感できます。
しかしながらここで紹介している内容は絶対的なことではなく、自分に合ったスタイルを築ければよいのかなとも感じます。
せっかく一人で集中できる時間を確保するのであれば、もっと自分にとって楽しいことをしても良いですよね。
結果としてそれが、将来の自分につながれば「種まき」にもなるのではないかと思います!
そのための習慣化が大事なのですね。
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