「がんばっているのに仕事が全然終わらない・・・」
「やらなければいけないことがたくさんあるのに集中力が続かない」
本書はこんな悩みを持つ方に「片づけ・整理」という方法を使って現状を解決するための本です。
自分の状況にあわせて具体的な解消方法を見つけてみましょう!
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■仕事があふれる原因
あたり前の話ですが、誰もが仕事が忙しいときほど「処理速度を上げたい」と考えます。
しかし、その思いを嘲笑うかのように、忙しくなればなるほど机の上やパソコンのデスクトップがぐちゃぐちゃになり、生産性が落ちていく……。
こうなってしまう原因は、IN(入ってくるモノや仕事、情報の量)が、OUT(廃棄するモノ、処理した仕事や情報の量)を上まわっているからです。
本書で紹介されているノウハウは、多大な時間をかけて身のまわりをキレイにするだけの「整理のための整理」ではありません。
INとOUTのバランスをとり、自分の仕事のスピードを上げるために、モノやPCのデスクトップ、タスク、メール、人間関係、情報などあらゆるものを“時間をかけずに片づける"ノウハウなのです。
■片づけるための方法
本書では、サラリーマン時代に残業月100時間から、12時出社・5時退社を実現した著者が仕事の効率を最大化する片づけ方を教えてくれます。
ふだんから仕事に忙殺され、時間がない・・・などとぼやいている自分にとってはこんな紹介をみたら読まずにはいられない本の一つでした。
今までの自分自身の状態を変えるには、何か別なことをやってみることも大切だと思います。
そんなきっかけにしてほしい内容だと感じています。
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■具体的なメソッドについて
基本として以下のことを紹介してくれています
・机まわりとモノの整理
使用頻度別に整理したり、収納配置を変えるだけで劇的に仕事は早くなるとのこと・・・
確かに思い返せば、あれどこやったっけ?とモノを探す時間って意外とあったりしませんか?これだけでムダな時間を使っている状況です。
特にパソコンのデスクトップに張り付けがちのファイルを探す時間は結構かけている気がしています。(とても無駄)
・面倒な単純作業を習慣化する「モーニングリスト」をつくる
朝の10分でやるべきことをまとめたリストをつくります。
そうすれば先延ばしにしてしまう習慣を断ち切ることができるとのこと・・・
モノの整理もこのリストに載せれば、必ずやることの一つとして意識できそうですね。
・人間関係の整理は「気持ち」の整理
気持ちの整理がついていないと仕事のクオリティにも大きな影響が出てしまう・・・
整理するのはまわりの人ではなく、自分自身の心・・・
・プロジェクトの情報を一元化する
スケジュール、関係者の名前と連絡先、データファイルのフォルダの場所などはテキストファイルを作り一覧化すると便利。
■当たり前のことを見直してみる
すごく当たり前の数々を紹介してくれているような気がしました・・・
でもそれがなぜかできていないのです。
日々惰性で仕事をこなしていると、本来やっておかなければならないであろう事がだんだんとできなくなってしまうことも多いのかなと思います。
ちょっとだけ時間を惜しまずに整理をしてみると、その後の効率が全然違ってくることは間違いないのですがなかなか・・・
時々はこのような本で触発されてリセットした気持ちになることも必要なのでしょうね。
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