最近はAIの普及が目覚ましくなっています。
AIによって仕事が奪われてしまうということは以前からよく耳にすることです。
私のような純粋文系の人間にとっては本当に危機感を抱くことなのでしょうか?
本書は文系AI人材になるための具体的な知識や用語の概念を教えてくれる救いの1冊かもしれません。
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■AI社会で職を失わないために
時代の変化とともに、今までも技術はどんどん進化してきています。
手作業が中心だったこともPCの普及で劇的な変化が生じ、それに伴い新しい職種も登場するなど、私たちはそれなりに適応をしてきています。
AIによる失職を恐れるあまり、身動きがとれなくなることは避けなければいけません。
PCのように、AIが普及すれば、AIとの共働きスタイルが予測できるので、我々はAIの特性を良く知って、それをうまく活用する側にならなければいけないですよね。
■共働き
AIの活用というとAIをつくることを想像してしまいがちですが、そうではありません。
おおざっぱに言うと、理系の方々がAIをつくる役割だとしたら、文系の方はそのAIをうまく活用する役割と言えます。
そしてAIをうまく活用することによって仕事の可能性を広げなければなりません。
「AI企画」が文系AI人材にとって大事になります。
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■AIと働く力を身に付ける4ステップ
①AIの基本を丸暗記する
AI分類、AI基礎用語、AIの仕組みを理解することです。
機械学習やディープラーニングなどの言葉の意味を正確に理解して使い分けができるようにしたいですね。
②AIの作り方をざっくり理解する
自分でAIを作らなくても、その作りについてある程度のイメージを持っておくことが大事です。
AIは大量のデータを丸暗記しているわけではありません。
大量のデータから特徴をつかんで法則を見つけ、適切な解を導き出すという流れがあります。
③AI企画力を磨く
AI100本ノックがお勧め。
想像力を働かせてAIでできることや、やるべきこことについてとにかく多くの案を出してみましょう。
どのように活用していくかの考えをたくさん持つことが大事なのですね。
④AIの事例をとことん知る
AIの活用事例を知っておくことも大事です。
本書でも多くの活用事例が紹介されています。
通販サイト、新聞社、企業の採用活動の事例などを通じて、業務性質の向上や、かなりの時間短縮の効果などを知ることができます。
■まとめ ~変化を牽引するのは文系AI人材
AIを恐れるというよりも、うまく活用すること!
そんな意識を持つことが大事だと感じました。
今話題のChatGPTやGoogleBardもどんな問いかけをするかで、引き出せる回答の質も変わってくるのだと思います。
その問いかけはやはり人間がすることです。
どんなに優れたものが登場しても、それをうまく活用できなければ宝の持ち腐れ・・・ 生かすも殺すも人間次第ですね。
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