本を読むことに対して抵抗感を持っている方は多くいるのではないでしょうか?
なにを隠そう、読書を趣味にしている私も、若いころは活字が苦手で、読まなくていいのであればラッキーとばかりに、読書を避けていました。
でも今となっては、読書が好き、好きでもなかなか時間がとれない・・・などの逆の悩みもあるほどです。
もちろん疲れているときなど、読書がしんどく感じることもあるのですが、いろんな小説やビジネス本を読んだあとは、今までに自分になかった世界観や知識が吸収されることになるのでその喜びは大きいものです。
これから年末年始の休暇も迎え、来年の新しい目標に読書習慣をつくろうという試みをされる方もいるかと思います。
あなたならではの読書習慣をつくってみませんか?
- ■その1:登場人物が分からなくなることを避ける
- ■その2:選択する本の工夫
- ■その3:読んだら間を置かずに次にすすむこと
- ■その4:映像化されている作品を読んでみる
- ■その5:どれだけ読書したかの自分歴をつくる
- ■まとめ
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■その1:登場人物が分からなくなることを避ける
私が好きな推理小説を読むときを例にとります!
よく冒頭に、登場人物の名前と、紹介のページがあるかと思いますが、正直これを読んでも頭に入りません。
新しいクラスのメンバーの名前と特徴を一気に見せられても、その内容が頭に入らないのと同じです。
私の場合には、内容を読み進めながらその人物が出てきた時点で、紙にその人の名前と
とらえた特徴を自分なりに書いていきます。
特に外国のミステリーものなどは、まず名前がややこしいのと、その関係性もややこしい・・・
誰と誰が夫婦で、主人公の叔父とか、叔母とか、いとこなどが出てくるともうわけがわからなくなります。
登場人物がストーリーをとらえにくくして、挙句の果てにはもうわからないから読むのやめた!となってしまいます。
そうなることを根本から防いでおく工夫が、人物メモです。
へたくそでもいいから自分なりのキャラクターの絵(にこちゃんマークレベルでOK)と名前と特徴を少し書いておき、関係性を家系図のように線でつないでいきます。
少し読み進めれば、自分なりの人物相関図の完成です。
自分で理解しながら作った相関図なので、読み進めるストーリーの理解にかなり役立ちます。
しばらくしたら相関図も必要なくなるくらいに人物情報は頭に入っていると思います!
■その2:選択する本の工夫
ページ数の多い(500ページ越えとか)ものや、上・下巻など、お話の完結までにある程度の時間を要するものは、はじめのうちは選択しないほうがよいと思います。
根気がいりますからね。
少し薄目のものや、短編集など、読了感を得られやすいものを選択してみることも大事だと思います。
とにかく続けることと、達成感の繰り返しをなるべく短い期間で繰り返すことで、読書というものに慣れてきます。
本当に長いお話を手に取って読むときは、すでに読書がかなり好きになっているのではないでしょうか?
逆に長いお話をじっくり楽しみたいという気持ちになってから挑戦してみるとよいでしょう!
長編ものは本当にじっくり楽しめますよ!(ずっとその世界にいられる楽しさがありますから)
■その3:読んだら間を置かずに次にすすむこと
よく、月に何十冊も読破される方を耳にします。(速読とかではなく)
そういう方はよほど時間のある方か、自分なりのスーパー読書法を体得している方なのだと思います。
私は普段は仕事をしながら読書を楽しんでいるタイプなので、1か月に5冊読めたら多いほうかなと思っています。(個人的差はあると思います・・・)
読書が苦手な人は恐らく1冊読んだら満足してしまい、次の1冊に着手するまでに永遠と時間を経過させてしまうのではないかと思います。
ある程度読書習慣を持ち続けるには、今読んでいる1冊を終えた後に読むものを決めておくということです。
そして1冊を読み終えて満足するのではなく、次の1冊を20ページくらいまですかさず手を付けてしまうことです。
そうすればせっかく読み進めているのだからという気持ちと、次の本の内容に少し触れる状態になるので、自然と読み続けることになります。
またその次に読む本も是非決めておいてください!読書好きには積読(つんどく)という必殺技があります!
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■その4:映像化されている作品を読んでみる
ドラマや映画に映像化されている作品を選んで読んでみることも良いと思います。
原作を読んでから映像化されたものを見てみると、また違った角度から作品を楽しめると思います。
友人と話題の映画の話をしているときに、「実は原作も読んだんだけど、映画とはまた違った感じ方をしたよ」なんて言ったりすると、友人に、おお~!この人は文化人だ!!と思わせる効果?もあります。
ちょっと優越感に浸れるというか・・・
原作と映画では脚本上で設定やストーリーが異なることもしばしばあるため、そういう意味でもまた違った楽しみ方ができるということです。
■その5:どれだけ読書したかの自分歴をつくる
1冊1冊の読書を重ねていくと、年間ではかなりの読書量になると思います。
1か月に2冊読むペースを習慣化できれば、年間で24冊も読めることになります。
それだけ自分の中に今までなかった世界観や知識が吸収されたということを素直に喜びましょう。
そして、せっかく読んだ本については自分なりに簡単に感想メモを残すと良いと思います。本当に短くて大丈夫です。
こまめな人は自分の読書ノートを作って楽しんでいる人もいます。
ちなみに私は「読書メーター」というアプリをつかっており、読んだ本を感想とともに記録しています。
感想は匿名で公開することができますので、いろんな人に見てもらい共感を得ることもできますし、同じ本を読んだ他の人の感想を見ることもできて楽しいです。
そしてなんといっても自分の読んできた本が表紙の画像とともに蓄積されていくので、時々スクロールで見返してみると「これだけたくさん読んできたのか!!!」と自分を賞賛する楽しい時間をもつこともできます。
またさらに読書をしたくなるモチベーションを発する工夫ですね。
■まとめ
多くの方が共感してくれるかと思いますが、朝の読書時間はベストだと思います。
少し早めに起きて1時間でも時間をとって読書をすると、自然と集中できるものです。
よく通勤の隙間時間に読むということも言われるのですが、私の場合にはこまめな乗り換えが多く、集中できないというデメリットがあります。
読む時間帯なども自分なりの習慣化ができるといいですね。
でも、読書の本質は本当は何冊読んだとか、何ページ読んだかということで満足するのではなく、どんな新しい知識や世界観を自分にインプットできたかを実感するものだと思っています。
読書は人生を豊かにするということは私自身信じて疑っていません!
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