「ネットがあるのになぜ本を読むのか」。
そんな話もありますが、本当にそうでしょうか?
私たちは日々様々な情報には触れていますが、そこで何が残っているのかというと、ただ無為に情報を消費しているだけのような状況もあります。
本を読むことでしか学べないことは、確実にあるのです。
文学・読書の大家である齋藤先生が、今の時代だからこそ勧める「読書する理由」と、「人生と知性に深みをつくる読書」の仕方を紹介してくれています。
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■読書という行為についての抵抗
実は自分自身も学生の頃は読書ということに対してかなり抵抗があったと記憶しています。文字を受け付けなかったのです。
いわゆる活字を根気よく読むという行為よりも体を動かすことに時間を使うことが自然であったのです。
結果として頭は良くならなかった?のですが・・・
その頃は読書なんてずっとしないだろうと思い込んでいましたが、大人になってからはなぜだか本を読みたいと思うほどになりました。
■この本で紹介してくれていること
以下の内容を紹介してくれています。この項目を眺めているだけでも読書に対してのモチベーションが出そうな印象です。
・なぜ、いま本を読むのか
・読書する人だけがたどり着ける「深さ」とは
・深くなる読書、浅くなる読書 何をどう読むか
・思考力を深める本の読み方
・知識を深める本の読み方
・人格を深める本の読み方
・人生を深める本の読み方
・難しい本の読み方
このような章立てで、読書についての考え方を教えてくれます。
読んだ感想としては、とても共感できる内容でした。
現在読書を習慣としている私にとってもかなりの発見がありましたし、今後もこの内容を意識した読書をしてみたいと思いました。
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■読書週間をどうやって作るか
ただ、タイトル的な狙いとしては、本を読むことに抵抗がある人に対して、どうやって読書へのきっかけを作るのか?という感がある中で、この本そのものをどうやって読ませるか?
それはなかなか難しいところだなと感じました・・・
むしろ読書習慣がとてもある人が読んで、共感した内容を語ってあげるほうが効果あるのかもしれません。
■読書から得られるメリット
私が個人的に感じる読書からのメリットがあります。
それは、語彙がふえることです。
いくら一生懸命に読書をしていても、言葉の意味が分からなければ内容を理解することはできません。
英単語を覚えるように、国語の単語を覚えることも大切なのです。
語彙が増えると圧倒的に文章の意味をとらえやすくなるため、自然と読書も楽しくなってくるのではないでしょうか。
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