「リスキリング」という言葉を耳にするようになってからしばらくが経過し、一般的な言葉として定着してきているような気がします。
リスキリングとは新しいことを学ぶことを言います。
新しいスキルを身に着けてそれを実践し、セカンドキャリアを意識して新しい業務や職業に就くことを意味しています。
一度やっていたことに対しての「学び直し」とは異なり、本当に自分にとって新しいことを学んでいくということになります。
リスキリングは経済産業省もその施策を後押ししており、今後は特にDX・IT人材の強化に力を入れているようです・・
リスキリングで中心的な役割を果たす「世界経済フォーラム」では、2020年10月に「今後5年間で、人間、機械、アルゴリズムの労働分担がどんどん進むことを予測しています。
結果として「8500万件の雇用が消失し、9700万件の新たな雇用が創出される」と発表をしています。
一見雇用数のほうが上回っているように聞こえますが、その質が全く違うものになってしまいます。
一人の人生を考えると、自分はこれが専門だという考え方は昔ながらにあったかと思います。
しかし、今の時代の変化により、求められる分野や知識は大きく変化していると言えます。
そんな世の中において、必要なスキルを積極的に身に付けることは、若い世代だけでなく、現在50代の私のような世代にも必須の考え方になっているようですね・・
今後どうしたらいいのか?私と同じように悩んでいる方には必読書と言えます。
いったい自分には何ができるのだろうか?を少し考えてみましょう!
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■リスキリングを自分事として捉える
リスキリングなんてなかなか敷居が高い、そう思って手が止まっていてはいけません。
厳しい・・・
でも、社会人の時間の使い方の選択の一つとして、恒常的に新しいことを学ぶ機会を作らなければこの先、生き残れないのかしら?と思ってしまいますね。
私の場合、今の時間の使い方を少し改善していかなければなりません。
でも「勉強」するという習慣からは、かなり遠のいているので、ちょっと気持ち的に力を入れた意識改革も必要でしょうか💦
世の中にはどんどん新しい分野が誕生しており、それに伴う知識は積極的に吸収していかなくてはなりません。
他の人と会話すらできなくなってしまうのではないか?と思うと、本当に焦りを感じてしまいます。
■リスキリングの時間を創出するには
Googleのように業務時間の20%を通常とは異なる業務に使っても良いというルールを
敷いている会社もあります。
しかし、その時間を有効に活用するのは結局個人なのです。
IT関係の技術はやはり、このコロナ禍の期間でもいろいろと可能性が広がったことに
より、拍車がかかっている感じも受けます。
多くのことができる反面、ツールの使い方や仕組みなどが複雑化していますね。
ChatGPTの上手な活用や、プログラミング(例えばPythonとか)のスキルを身に付けて
それを業務に活用するなどやる気さえあれば、可能性は広がる感じもします。
でも腰を据えて取り組むにはそれなりの時間を捻出する必要があります。
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■リスキリングに取り組むためのヒント
この本の主旨は、リスキリングの後押しです。
そのための10ステップとして以下を紹介してくれています。
・現状を把握する
・マインドセットづくり
・デジタルリテラシーの向上
・キャリアアッププランニング
・情報収集の仕組みづくり
・学習開始
・デジタルツールの活用
・アウトプットに挑戦
・学習履歴とスキル照明
・新しいキャリア、仕事の選択
このプロセスでは「学習開始」までの間に結構しっかりとした事前構想が必要だということがわかりますね。
学んだあとの動きも含めプランニングが必要ということです。
経験と勘で人生を送ってきていた私にとってはいずれにしても厳しい世の中になってきました・・・
今後は意識改革をし、何か新しい分野の知識を吸収する機会をつくる必要がありそうです。
そうすれば、自分でも考えもしなかった新しい世界が広がる可能性もあります。
人生100年と考えれば、まだまだその半分しか生きていないのですから・・・
人生は本当にずっと勉強ということですね。
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