日常生活を送っていると、さまざまな課題があり、私たちの脳内は身近な悩みでいっぱいです。
自分にとって嫌なことを引きずってしまうとか、無理なお願いを断れないとか、SNSの幸せ投稿に嫉妬してしまうなど・・・
そんな悩みがある人は一読してみるとよいと思います。
この本は日常のさまざまな悩みに対して「どう考えたら楽になるか」のヒントをくれる内容なのです。
ひとつのトピックに対して「4コママンガ+文章」という構成になっていて、気軽に読めます。
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■SNSへのリアクションの悩み
SNSへのリアクションは返せるときにすればいいし、相手から返事がなくても不安にならなくていいのです。
人は皆、それぞれの事情で生きていますから。
返信は、本当に返したいときだけすればいいのです。
発信者はメッセージを送った時点で目的を果たしているし、フォローもその人の投稿を見たいからしているだけです。
返せるとき、返したいときにだけ返せばいいとわりきりましょう。
必要以上に悩むことはありません。
発信した相手に対して不安やイライラを募らせるのは、その人が自分を基準にして考えているときです。
いつでもスマホが見られて、まめに返事を返せるからこそ、「自分はできるのに、なぜあの人はできないの?」と考えてしまうのです。
道具の進化は激しいですが、それを使っている人間は変わっていません。
いつでもスマホを見られる人ばかりではないし、文章を書くのが苦手な人もいます。
そう考えると、相手から望んだ反応ができなくても、心に少し余裕が生まれるというものです。
■人間関係で嫌な思いを引きずってしまうとき
相手の何気ない言葉に傷ついて、「なんであんなことを言うんだろう?」「私が悪いのかな?」と気にしすぎてしまう。
気持ちが切り替えられず、ずっと頭に残ってしまうという経験がある人も多いと思います。
しかし、嫌な相手のためにどれだけ真剣になったところで、相手は同じように自分のことを気にしてくれるわけではないと割り切りましょう。
自分が気にしているほど相手は気にしていないのです。そんなときはあの人は「今ごろパフェとか食ってる」とタイトルどおりにつぶやいてみましょう。
■仕事のストレスで辛いとき
仕事のストレスは、働く人共通の悩みです。
頑張ってしまう人ほど疲れやストレスを甘く見て、無理をしてしまうものです。
無理をしている状態なら、今すぐにやめるべきです。
ストレスを受け流す方法のひとつとして「期限をつける」というやり方があります。
「もし、この状態があと○ヶ月続いたら退職願いを出そう」と自分にとって逃げ場を確保しておけば気持ちが楽になるし、逆に仕事が長続きする効果もあるかもしれません。
どうしてもストレスに耐えられないなら、いざというときの逃げ場をつくり、自分を守ることを優先しましょう。
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■自分に自信が持てなくてもいい
自分に自信が持てないときは、過去に自信を持てたときのことを思い出いだしてみるといいです。
しかし、うまくいっていたときでも自信がなかったら?
著者は「これまで自信を持ったことなんてない!」と自信を持って言えるほど、自信のない人生を送ってきたそうです。
逆に考えると、自信がなくても今までなんとかやってこられたということなんですね。
人生とは、実は自信がなくともなんとかなるものなのです。
長い人生において、あえてつらい道を選ぶときもあります。
そういうときは「今はこれが必要なのだ」と思えばいいのです。
苦労を伴うとわかっていても、それを選ばないと後悔が残るからです。
どんな選択であっても、一番大切なのは「自分の意志で選ぶこと」です。
自分を信じて選択したのであれば、その答えはすべて正解なのです。
■まとめ
この本を読んで、確かに人間関係で問題が生じた時や、怒られた時など、必要以上に気にしすぎているのかな?と感じました。
自分が思っているほど相手はそのことに対して気にしていないのだから・・・ と思えれば気持ちが楽になるかもしれませんね。
また逆に相手が自分と同じくらい気にしているのだとしたら、それは自分のことをきちんと考えてくれているのかもしれないですね。
いずれにしても悩みすぎることは良くありません。
自分にとって適切な逃げ道を作ることの大切さを学びました。
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