計画遂行って本当に難しい!
メンタリストDaiGoさんによる「倒れない計画術」です。
自分の立てた計画がうまくいかないことで落ち込んでしまうことは誰でもあることだと思います。まるで自分との約束を守れなかったかのように・・・
そんなダメージを回避するには「段取り力」が大切だと教えてくれます。
事前準備は大変なことではありますが、価値ある結果を生みためには必要不可欠です。
時間という限られた資産をうまく使うために本書は効果的な1冊です。
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【1】スケジュール管理で計画倒れを起こさない
1日の仕事を始める時に、なんとなく過去の経験からひとつの作業にかかる時間を決めていたりします。
しっかりと数値化していない人は恐らく多いと思います。長期目線ではこのひとつの作業のモノサシを持つことが大切です。
(1)あれもこれもできない
マルチタスクができる人は段取り上手と思われがちですが、それは間違い。
段取り上手な人は、実は同時並行でタスクを処理しているわけではなく、着実にシングルタスクを終わらせてから次のシングルタスクに向き合うというサイクルを繰り返しています。
マルチタスクは作業効率を40%低下させ、シングルタスクに比べて50%作業時間が長くなり、作業ミスも誘発しやすくなるそうです。
(2)挫折を計画していない
うまくいけばこうなるはず、うまくいってほしいという思いで、計画を立てるのではなく、予見可能なトラブルを加味して計画を考える必要があります。
これが真の段取りというものだそうです。
【2】MACの原則を利用
現在のところ、最も効果的なゴール設定方法だとされているのが「MACの原則」というものです。
(1)MACの原則とは
Measurable(測定可能)、Actionable(行動可能性)、Competent(適格性)を意味しています。この3つの視点から取り組むべき目標が本当にやるべきことなのかをチェックすることが大切です。
(2)疑問型セルフトーク
MACの原則と組み合わせる疑問型セルフトークというものがあります。
自分はできるというポジティブ思考だけで目標をやり遂げた満足感を持ってしまうと、行動を起こす前にモチベーションがダウンします。
本当にできるのか?なぜこれをやるのか?という問いかけをすることで、現実的に近い達成可能なプロセスを把握することができます。
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【3】毎日の習慣ほど細かい段取りを決める
日々の習慣についてはなるべく細かい予定を立てるべきです。
毎日やることこそ悩んでいたら時間が足りなくなります。手順を決めてスケジュール化してしまいましょう。
でもスケジュールを埋めることに満足するのではなく、そこからスケジュールの余白を見出す努力が必要です。
その余白が次の自分の成長につながる時間だととらえることが大切です。
【4】 まとめ
計画はじっくり立ててみるものの、それを実行するとその計画の甘さにいつも反省しています。
計画の現実的な確からしさと、日々の習慣がいかに大事かを実感しました。
でも大切なのは、じっくりと立てた計画を一つでも実行に、着実に移さなければいけないということですね。
それには、やろうとする自分の行動変容が大事です。
せっかくの計画を絵にかいた餅にしないように気を付けたいと思います!
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