仕事をする上で、自分のチームを持っているひとも多くいると思います。
昔ながらのピラミッド組織構造で上司からの指示で仕事が回るという時代から、メンバーの一人ひとりが自分の力をうまく発揮して全員で「共創」するというスタイルが現代風と言えます。
一人ひとりを輝かせて、チームを活性化するにはどうすればいいでしょうか?
特に部門を牽引するリーダーの方で、普段のチームビルディングに悩んでいるような方には役に立つ内容だと思います。
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■リーダーがなすべき2つのこと
メンバーが成長して、チームとして目標に向かっていく環境を整えるためにリーダーは何をすべきでしょうか。
もちろん、リーダーは自分の部下を育成しなければいけないというミッションを持っています。
しかし、今の時代には「こうあるべきだ」というリーダーの思いを持ちつつも、部下の個々の状況をよく把握して、一人ひとりの個性を引き出すよう努めなくてはなりません。
そのためにも、まずは自分がリーダーとして心がけることを意識します。
①自分の「志」を育む
志があれば主体性を発揮できます。志があればそれが判断基準になります。
そして志があれば仕事が楽しくなります。
志とは自分が何を成し遂げたいのかという想いのことです。
今の会社や組織になぜ自分は参加しているのか?ということを常に振り返ることが大切です。
②チームに働きかけてゴールに導く
仕組みや環境を整えてメンバーのモチベーションを上げるように働きかけること、その結果として一丸となってゴールを目指すことです。
まずはゴールイメージを全員で共有すること、次に導くためにメンバーの進捗を聞いて次に向かえるよう焚きつけること、そしてチーム全体としての進捗をまた共有します。
これをうまくファシリテートすることが大切です。
■フラットなチームをつくる
現代のチームはタテ型(ヒエラルキー型)ではなくヨコ型(フラット型)がベストと言われます。
日本の企業はまだまだ組織構造はヒエラルキー型が主流と言えますが、その中身の性質はフラット型になってきているという状況にもあります。
フラット型でのリーダーの役割とはメンバー一人ひとりの想いを引き出して活躍をサポートすることにあるのです。
そのためには「心理的安全性」の担保と「メンバーの才能と情熱を解き放つこと」が大切です。
メンバーが自分からやってみようと思わせるような環境や空気を醸成することです。
そうするとお互いが言いたいことを言い合える状況にもなり、それぞれの強みを発揮してもらうことも可能になります。
いわゆるコーチングと言われるものが主流となってきているのです。
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■指示するよりも聴くこと
①1on1の大切さ
指導することではなく、一人ひとりの話をじっくり聴くことを大切にしましょう。
同じテーマで話をしていても、個々人のとらえ方は様々です。
その様子をしっかりと汲み取るよう意識してみましょう。
傾聴という姿勢は本当に大切です。こちらから一方的にしゃべってしまうと、個々人の想いに気づくことはできません。
実はやってみると分かるのですが「傾聴」ということが意外に難しいことに気が付くと思います。
②メンバーの気持ちを共有する
人には少なからず悩みがあるものです。
その悩みに寄り添い、解決をサポートしてメンバーを動きやすくしてあげることも大切です。
わざわざ自分の悩みをリーダーに対して話してくるというケースは少ないと言えます(遠慮もあるため)ので、1on1のタイミングでその悩みを引き出してあげることも大事です。
※1on1については「ヤフーの1on1」がお勧めです
■まとめ(感想)
自分自身も数名を抱えるチームのリーダーとして普段仕事をしていますが、メンバー個々人の考え方は様々です。
みんなもちろん懸命に自分の仕事をこなしてくれているのですが、いざまとまったミッションを進めるとなると、どうしても滞りがちになることも事実です。
リーダーとしての自分が今後どうファシリテートすれば良いのかを改めて考えてみたいと思いました。
でも、言うほど簡単ではないですよね・・・
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