ひとり合宿という考え方
いろんな本を読んだり、Youtubeで情報動画を見たり、インプットの時間は非常に楽しいし、時間の経過も忘れてしまうほどです。
しかしながら、そこから新たな自分としての考えを生み出すことはなかなか難しい・・・・
15年という長い期間、自分に合わないサラリーマンを続けていた筆者が、1冊のノートと、ひとり合宿をきっかけに会社を辞めて起業し、ストレスのない働き方を選択しています。
この本はノートが好きな人に対して、ノートの在り方とそのノートをうまく活用して人生を変える方法を伝授してくれます。
すらすら読めてモチベーションもあがる内容です。
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■ひとり合宿とはなんだろう
「ひとり合宿」という考えが非常に面白く共感しました。
忙しい環境から離れるために、カフェなど自分の集中できる場所を用意して、ノートとペンを持って考え抜く時間を確保します。
それをすると自分の中でどんどん変化が生じてくるのがわかります。
エッセンスはそれだけです。
「ひとり」と「合宿」という言葉は普段あまりつなげて使わないことから、意外な響きが感じられると思います。
「ひとり合宿」=「集中時間」というとらえ方をすれば納得感があるかと思いますが、合宿という言葉を使うとさらにイベント性のある響きになります。
実施すれば、「やりとげた感」を感じることができると思います。
■ひとり人合宿の進め方
まず時間を確保します。
30分~3時間確保することが大事です。
ひとり合宿中は一切の雑務をしないことです。
集中できる場所を確保します。
カフェやビジネスホテルなど自分が集中できる環境を準備します。
ノートとペンを準備します。
ペンはインクが途中で切れてもいいように3本くらいは準備します。
計画を立てます。
この合宿では〇〇について考えようと決めておきます。
はじめは30分でもいいので完全に集中して(スマホも見ない)自分の頭の中にあることをとにかくノートに書きましょう。
いろいろと細かいことを考えずに、どんどん書いてみることが大事です。
きれいに書くことはありません。
思いのままに吐き出してみましょう。
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■考えたことを整理
いろいろと頭に浮かんできたことを一定数出してみたら、以下のカテゴリに分けてみるとまた別な視点で自分のアウトプットをとらえることができます。
・将来のビジョン
・悩んでいること
・アイデア出し、企画
・頭の整理、プレゼン準備
・フリーテーマ
そしてその中から必ずひとつアイデアを出すというように時間のプレッシャーをうまく使って組み合わせなども考えてみます。
自分自身の発想力の進化をねらってみましょう!
■自分もやってみて思った事
ひとり合宿という行為は、意外と効果があると感じました。
仕事で何か生み出さなければならない時に、初めからきれいなことを考えてしまいがちになります。
まずは時間を区切って、30分なら30分と決めて、きれいでなくてもいいから思いつくだけのことを書き出してみる。
そしてその中から新たな発見が生じる時もありました。
集中できる場所と時間、そしてノートとペンがこれほどの効果実感を得られるものとは思いませんでした。
質よりも量のアウトプットをすることで頭をすっきりとさせることができる、そして新しいアイデアも!
生み出す苦しみを楽しいことに変えるには非常に効果的な内容ですね!!
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