この本はかなり以前に読みました。
「君たちはどう生きるのか」という問いかけのタイトルに目を奪われて購入したことを覚えています。もともと問いかけ系の言葉に私は弱いのです・・・
そしてこの内容は私の好きなスタジオジブリで間もなく映画として発表されます。宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』。2023年7月14日に公開を予定しており公開まであと1カ月強となっています。
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■「君たちはどう生きるのか」が教えてくれること
詳細の内容はジブリ映画の公開もあるので伏せておきますが、生きていれば誰でも感じたことがあると思われるであろう、自分の弱さや罪悪感などを振り返ることができます。読んでいて時々自分の昔を振り返ってその場面を思い出す・・・そんな読み方をしていました。
■コペル君と叔父さん
このお話はコペル君という中学生とその叔父さんの対話の中で進みます。コペル君が経験していくことに対して叔父さんが助言し、それを受けて成長していく様子が描かれています。今の自分の立場であれば、叔父さんの考え方についても参考になる内容だと感じます。
コペル君とその他の登場人物とのかかわり方を見ていると、君は誰と生きるか(どんな人とかかわりを持つか)ということも重要な要素のような気がしました。
■巧みなマーケティング戦略
スタジオジブリはこの作品について、予告編を含め、事前の宣伝を一切行わない方針のようですね。みごとなマーケティング戦略だと感じます。何もオープンにされないだけに、興味はかなりわいてきてしまうという仕掛けに見事にはまっています。
声優さんが誰なのか?など様々な予測をされている方がいますが、どうなるか楽しみですね。持論ではありますが、事前に内容を把握しておいたほうが、映画を見た時に感じる深みは増すのではないかと思っています。
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