私自身は会社の中である程度のポジションで立ち回っており、会社全体の方針を検討するメンバーの一人として頭に汗をかかなくてはなりません。
恐らく多くの企業で実施していると思いますが、「従業員の満足度」を図る調査があります。普段の経営活動から生じる社員の不満などが赤裸々に結果として現れるため、次に向けての方針を考える立場側としては慎重にならざるを得ません。
現在ではZ世代の社員も多くいる環境になってきましたから、今までの考え方が通用しないケースもあります。
会社を盛り上げるために考えた施策が、実はZ世代には響かない・・・ということは多々生じてしまうことも事実です。そんな中で、先日書店である本を見つけました。
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■社員がやる気をなくす機会をつくってしまう
会社もある程度の社員数を抱えていると、いろいろな世代の人間が存在することになります。特に最近のZ世代の方々の考え方は、我々のような古い世代の人間とは根本的に異なってきています。
こうすれば会社が良くなるだろうという仮説を立ててみるものの、実際に実施してみるとムダなことをしないでほしいという厳しい意見が生じたりもします。
将来的に会社を背負ってゆく大多数の人間が今の若い世代だとしたら、考え方のベースをアップデートしていかなければならないと真剣に感じています。
■人間関係がすべての基本となる
この本を読んで気づかされることがありました。それは職場での人と人の関係が良好でない限り、どんな施策を考えても役に立たないということでした。
チームワークという言葉は今の時代でも重要なこととして変わりありませんが、実際に現状がどうなのかというと十分でない場面も多くあります。
関係を築くにはやはりいろいろと話すことが大事です。普段から気軽に話ができる環境を保つことが今のミドル層にはできていないという現実もあります。
■やる気をなくす機会を解消するために
会社の上層部は職場の課題の本質がどこにあるのかをしっかりと見極めないといけませんね。
独りよがりな背策を立てるのではなく、普段から社員の方々と気軽に意思疎通をできる機会を作り上げ、お互いの考え方の基本を知っておくことが大事です。
それを踏まえて、全員が一丸となって発展していけるような動きに向けてコントロールできなければいけませんね。
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