犯人に告ぐ
【犯人に告ぐ】
少し古い本ですが、書店で最新刊 犯人に告ぐ3を見て、「読んでみたい!」
と思い。それならば初刊から読んでみようと思って、入手し、読破しました。
正直面白くて上下巻を一気読みでした。
一人の刑事の目線で事件解決までのドラマが語られています。被害者家族の
意識や、報道メディア側の事情であったり、それに対する世間の反応、他の刑事の
動きや思いなど、関係者のそれぞれの事情と気持ちが錯綜しながら事件解決に
向かって時が流れていきます。
それぞれの関係者の立場における自己中心的な考えが強すぎる面が少し寂しさを
感じさせるところもありました。
このお話はネット配信でのドラマ化がされています。刑事役の豊川悦司さんが
私にはイメージ通りでした。引き続き2、3と読み進めたいと思っています