読書はりねずみの生活

読書好きな自分(読書垢)が読んで本で伝えたいことなどを書いていきたいと思います!

SNSからの誹謗中傷が後をたたない|投稿者の心理状態とは?

SNS


オリンピック開催時にも投稿させていただきましたが、出場アスリートの方々に心無いSNS上でのコメントが横行していたという事実・・・

こんなことを普通のこととしてやってしまう人の心理状態っていったいどうなっているのか?

私としては不思議でなりません。

どうして誹謗中傷コメントをしてしまうのか?

匿名性という傘がもしとれたとしたらいったい人はどのような感情に陥るのか?

意外な一面をご紹介するとともに実態を把握してみたいと思います。

hiromie1024.hatenablog.com

 【スポンサーリンク】

 

 

■どうして誹謗中傷の投稿をしてしまうのか?

陰口


SNS上に悪質な悪口を書き込むような人はどうしてそんなことをしてしまうのか?

不思議でなりませんでした。

調べによると、強いコンプレックスを抱えていたり、他人に対する嫉妬などから行為に及んでいるケースが多く見られるとのことです。

嫉妬心から他人を攻撃する人は、自分より幸せな人を見ると怒りや焦りなどの感情が生まれる。

一方で、相手が困ったり悲しんだりしている姿を見ることで感情が満たされる心理となるのが原因とあります。

しかし、本当にそれだけでしょうか?

SNSの特徴である匿名性というのは、怒りの感情のはけ口にされやすいことも事実です。

自分の発言に対する責任感も弱まり、多くの人がSNSは自分の感情を自由に発散できる場所と勘違していることもあると思います。

自分と直接的な関わりがないことや、立場的に相手が下手に出てくることが予想されるため、気持ちが大きくなり、悪口を書くことに罪悪感も無くなってしまう傾向も生じるのです。

このような環境面に対して自分の感情をきちんとコントロールできない人が実際に投稿をしてしまう傾向にあるのではないでしょうか。


■投稿する人の心理状態とは

保身


あるニュースからの抜粋です。

パリ五輪に出場していたとあるアスリートについてひどい誹謗中傷の投稿をしていたユーザーの書き込みを保存していたことから発信者を特定できたケースがあるようです。

それは関西地方の飲食店経営者であることが分かり、当人に直接取材したとのこと。

最初は取材拒否の姿勢を見せていたらしいですが、のちに本人から折り返し連絡があり、かなり困惑したような状態で「謝罪させてほしい」と懇願してきたそうです。

「いろいろな選手、芸能人について思ったことを書いただけ。言論の自由だと思うが、犯罪になるというのなら消すから、どの投稿かを教えてほしい。自営業のため、誹謗中傷したことが家族や取引先にばれたら、人生が終わる。むしろ、ただ書き込んだだけで、投稿を見た人も数百ユーザーしかいない。なんで私をターゲットにするのか。他にもひどい投稿をしている人はたくさんいるのに」(誹謗中傷を行った男性より)

なんともお粗末で身勝手な言い分です・・・

自分の投稿で人を傷つけたという認識がほとんどなく、逆に自分の行為を「正当化」し、相手に申し訳ないという気持ちよりも、自分が社会的な制裁を受けたくないという思いから、形だけ「謝罪」をしようという身勝手なことを言う始末・・・

この内容を聞いて感じるのは、ひとことで言えば「幼稚」だということ・・・

ある意味信じられない心理が働いているなあと・・・

その方の人格を心配してしまう程です。

 

■誹謗中傷に対しての対策とは

今回、プロスポーツ選手やアスリートの方々が「誹謗中傷」を許さないという強い姿勢に転じたことも発表されています。

これは当然のことであり、今までそのようなことがされてなかったことが不自然なくらいです。

しかし、SNSの環境は計り知れないくらい広く、一定の抑止効果をもたらしたとしても
肝心の加害者側(投稿者)が「犯罪行為を行ってしまった」と自覚するまでには、まだかなりの時間がかかってしまうことでしょう。

ひどい投稿が当たり前と思っている人のマインドを変えることは非常に難しいことであり対策してもきりがないことも事実です。

それだけに、制裁面での対策が進められてしまうことになるのだと思います。

 【スポンサーリンク】