声優の小原乃梨子さんがご病気のためお亡くなりになったと聞いた時、正直自分にとってはかなりショックでした。
子供の頃から慣れ親しんだ、特にドラえもんののび太くんの声は私の生活の中でも当たり前に浸透していただけに・・・
今までにたくさんの声役をこなされて、たくさんの人たちに心地よさと楽しさを与えてくれた小原さんに本当に感謝をしたいと思います。
本当にお疲れさまでした。
僭越ではありますが、私が子どもの頃から抱いていた小原さんについて少しだけ書かせていただきたいと思います。
【スポンサーリンク】
■のび太くんのセリフに救われた私
ドラえもんがテレビ放送開始されたのは私が小学生の時でしたが、今でもその瞬間を鮮明に覚えています。
1979年4月2日「ゆめの町ノビタランド」でしたね。
今までコミック本で読んでいたドラえもんとのび太くんがテレビで動き出すことに感動を覚えたものです。
のび太くんの定番のセリフ「ドラえも~ん💦」と泣きながらドラえもんにすがるシーンはもうすっかりと耳に焼き付いています。
私も子供ながらに、人ってこんな風におもいっきり人にたよってもいいんだ!
と気付かされ、その安心感から気持ちが楽になったことも覚えています。
■とてもやさしい癒しのボイス
小原さんの声は力強さの中にも必ずやさしさが含まれているという感じがあります。
別のキャラクターとして定番なのが、タイムボカンシリーズの3人組悪党のリーダーですね。
ヤッターマンならドロンジョという役です!
親分肌でキツイセリフもあるのですが、どことなく憎めなく、かわいらしさもあり、そして優しさも含まれている・・・
聞いていてとても癒される感じでした。
悪党といえどもこれだけ親近感を持てるキャラクターになっているのは小原さんお声の効果なのだと個人的には思っています!
■記憶にずっと残り続けます
今までたくさんのキャラクターに魂を吹き込んで下さり本当にありがとうございました。
子供から大人まで、それぞれの方々の人生においてきっと小原さんの声が記憶に残されているかと思います。
私はその声に気持ちが救われた者のひとりです。
時々は残していただいた昔のドラえもんを拝見させていただき、自分自身が受けた感情を思い出し、また作品を楽しませていただこうかと思います。
そして自分の次世代にも伝えていきたいと感じています。
本当にお疲れさまでした。
【スポンサーリンク】