読書-Harinezumiの生活

読書好きな自分(読書垢)が読んで本で伝えたいことなどを書いていきたいと思います!

ミステリー界の巨匠、有栖川有栖。彼の魅力が詰まったデビュー作

 

有栖川有栖のデビュー作品

 

ミステリー界ではその名を知らない方はいないでしょう!

実は有栖川氏の作品は今まで読んだことがありませんでした・・・

じっくりと読み始めようと思い立って、今回デビュー作品を手に取りました。

なんと本人もお話の中に登場してくるのですね。

あわせて装丁の妖艶さも魅力があってすばらしいと感じました。

有栖川氏のミステリーをこれから楽しみたい方には是非触れておくべき1冊ですね!

 

■月光ゲームのあらすじ

月光ゲームの舞台

夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々――

江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想すらしない事態が待ち構えていたのです。

矢吹山が噴火し、偶然一緒になった三グループの学生たちは、一瞬にして陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまいます。

その極限状況の中、まるで月の魔力に誘われでもしたように出没する殺人鬼・・

その魔の手にかかり、ひとり、またひとりとキャンプ仲間が殺されていく……。

いったい犯人は誰なのか? 

そして、現場に遺されたYの意味するものは何? 

 【スポンサーリンク】

 

■有栖川有栖の作品

サークル活動

有栖川有栖さんのデビュー長編ということで今回初めて手にしました。

実はこの「月光ゲーム」に続き「孤島パズル」「双頭の悪魔」というシリーズ作品があるという情報を得て3冊同時に入手してしまいました!

そして今回ようやくその1作品目を読み終わったというところです。

まず特徴的なのは作者ご本人が物語に堂々と登場してくるところですね!

そして、これはミステリーとしては定番なのですが、登場メンバーが学生グループであり、その一つがミステリ研究会であること(笑)

いろんなミステリー小説での定番の形ではあるのですが、ミステリーファンとしては来ましたか!

というくらいわくわくしてしまうシチュエーションという感じです。

 

■有栖川有栖氏

有栖川有栖氏


1959年、大阪市の生まれです。

小学4年生で推理小説に目覚め、なんと5年生で創作を始めているようです。

面白いエピソードとしては、卒業文集の「ぼくの夢・わたしの夢」に「推理作家」と書いていたことです。

それだけミステリー作家になりたいという気持ちが強かったのですね。

中学3年の時、長編を書き上げて江戸川乱歩賞に応募したものの落選。

以後、高校・大学・社会人時代にもチャレンジを続けていたようです。

大学卒業後は書店に就職されたそうです。

1989年:『月光ゲーム』(創元推理文庫)でデビュー。

以降、コンスタントに作品を発表し、1994年に作家専業となられました。


2003年:『マレー鉄道の謎』(講談社文庫)で日本推理作家協会賞を受賞。
2008年:『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞。
2016年:『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞を受賞。
2018年:「火村英生シリーズ」(『怪しい店』と『鍵の掛かった男』が対象期間内の文庫新刊)で第3回吉川英治文庫賞を受賞。

主な著書として『双頭の悪魔』(創元推理文庫)、『46番目の密室』(講談社文庫)、『暗い宿』(角川文庫)、『白い兎が逃げる』(光文社文庫)、『乱鴉の島』(新潮社)などたくさんの作品を発表されています。

■クローズドサークルの楽しさ

登山に来ている学生グループが偶然に仲良くなり、その中での殺人事件、そしてその山の噴火劇という、周囲の状況からは閉ざされたクローズドサークルという状況!

まさにまさにという感じです。

そして、「読者への挑戦」という読者に考える時間を与えてからの、事件解決の章へ導くあたり!

これですよこれ!

解説からもわかる通り、この作品が世の中に出るまでにはかなりの苦労をされているようですね。

何度も書き直して今の姿になっているようです。

ミステリー史に残る1冊だと私は思っています。

お好きなエラリークイーンに敬意を表しての副題も魅力的です。

今後も有栖川氏の作品を読めることを楽しみにしています!

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

月光ゲーム (創元推理文庫) [ 有栖川有栖 ]
価格:814円(税込、送料無料) (2024/1/14時点)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

孤島パズル (創元推理文庫) [ 有栖川有栖 ]
価格:880円(税込、送料無料) (2024/1/14時点)

 

 

 【スポンサーリンク】