読書はりねずみの生活

読書好きな自分(読書垢)が読んで本で伝えたいことなどを書いていきたいと思います!

働き方改革の新たなヒント

ドイツ人のすごい働き方

日常の忙しい状況を少しでも脱却したいなと感じていた時に、書店でこの本に出合いました。今までの自分には無かったような、なにか新しいヒントが得られるかもしれない!そう思ったら自然と手に取っていました。

短時間で読めてかなりためになる内容が含まれていましたので、是非お勧めです!

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■この本の概要

『ドイツ人のすごい働き方』は、西村栄基氏がドイツでのビジネス経験をもとに、ドイツ人の働き方の特徴やその背景にある価値観を紹介する内容となっています。

ドイツ人の仕事に対する考え方や時間管理の方法、労働環境の特徴などが具体的な事例とともに分かりやすく解説されています。

ドイツといえば、「定時で帰る」「効率的な働き方をする」といったイメージがありますが、本書を読むことで、それが単なる文化ではなく、論理的に裏付けられた働き方であることがわかります。

また、日本の労働環境と比較することで、どのような点を参考にし、改善していくべきかが見えてくるのです。


■普段の仕事で気づかされたこと

目的意識

本書を読んで、普段の業務の中で改めて意識すべき点がいくつもあることに気づかされました。

特に印象的だったのは、「目的意識を持った働き方」と「時間の使い方」です。

ドイツ人の働き方の特徴として、「なぜこの仕事をするのか?」を常に明確にし、無駄な作業を徹底的に排除する姿勢があります。

日本では「とりあえずやってみる」や「なんとなく必要だからやる」という曖昧な進め方をしてしまうことが多いですが、それでは生産性が上がりません。

仕事の目的を明確にし、不要なタスクを削減することが、結果として業務効率を向上させるのだと感じました。

また、時間の使い方についても学ぶことが多くありました。ドイツでは、仕事の時間とプライベートの時間をしっかり分ける文化があります。

集中すべき時間にしっかり集中し、不要な残業をしない。そのためには、「やるべきことを短時間で終わらせるスキル」が求められます。

私はこれまでに、「時間があるから少し余裕をもって仕事をしよう」と考えることがありましたが、これを機に「決めた時間内に終わらせる」という意識をより強く持ちたいと思いました。

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■当たり前のことだけどできていない

時間のムダ

本書の内容を読んで、「これは当たり前のことなのに、なぜできていないのだろう」と反省する点がいくつもありました。

【ムダな会議を減らす】
ドイツでは会議の時間を短くし、事前に議題を明確にすることで効率的な議論を行うそうです。

一方、日本では「とりあえず集まる」「結論が出ないまま終わる」会議が多く、時間が浪費されがちです。

自分自身の業務でも、「この会議は本当に必要か?」「議題を事前に共有しているか?」を意識し、より実りのある会議にしていきたいと感じました。

 

【メールやチャットの無駄を減らす】
日本では「とりあえずCCに入れる」「丁寧すぎるメールを送る」文化が根強いですが、ドイツでは必要最小限のコミュニケーションを心がけているとのこと。

私も普段、メールの文章を考えるのに時間をかけすぎてしまうことがあるので、もっとシンプルでわかりやすい表現を使うように意識したいと思いました。

 

【自分の時間を大切にする】
日本では「残業することが当たり前」「休んではいけない」という風潮が残っている企業も多いですが、ドイツでは休息の時間をしっかり確保し、仕事のパフォーマンスを上げることを重視しています。

私自身も、無理に長時間働くのではなく、仕事とプライベートのバランスを見直し、より良い成果を出せるようにしたいと感じました。

 

■今後ぜひ参考にしたい

やるぞ!

本書を読んで、ドイツの働き方から学べることが多いと感じました。特に、次の3つは今後の働き方に取り入れたいと思います。

1.目的意識を持って業務に取り組む
何のためにこの仕事をしているのかを常に意識し、必要のない業務を削減することで、より本質的な業務に集中できるようにしたいです。

 

2.仕事の時間とプライベートの時間をしっかり分ける
残業を減らし、決めた時間内に業務を終わらせる習慣をつけることで、より効率的な働き方を目指します。

 

3.シンプルなコミュニケーションを心がける
会議やメールの無駄を減らし、シンプルでわかりやすいコミュニケーションを意識することで、よりスムーズな業務運営ができるようにしたいです。

一見当たり前に思えることでも、実践できていないことが多いと気づかせてくれる一冊でした。

ときどきこのような本を手に取り、改めて自分の働き方を見直すことの大切さを感じます。これからも、自分自身の成長のために、より良い働き方を追求していきたいと思いました。

 

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