昨日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したことにより、この地震が南海トラフ地震とどう関係しているのかが気象庁から発表されました。
結論としては、通常の生活を送りながら、次の地震があった場合の備えを再確認するようにしましょう。という発表です。
年初の北陸もそうでしたが、最近は大きめの地震が頻発していると思います。
それも特定の地域ではなく、日本の各地が震源となっており、傾向もつかめずに不意を突かれている感覚です。
緊急地震速報は本当に緊張感が走りますね。
日本は複数の大陸プレートが混在している位置にあり、複雑な力がかかっているため、どうしても地震と生活を切り離して考えることはできませんよね。
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■地震のパワー
よく報道では、「震度」と「マグニチュード」という表現が使われますが、その違いは
何でしょうか?
「震度」はその地震が生じた時の私たちが生活している場所での揺れの強さのことを表し、「マグニチュード」は地震そのものの大きさ(規模)を表すものなのです。
なので、「マグニチュード」が小さくても、震源からの距離が近いと揺れが大きくなることもあり、その場合には「震度」は大きくなるということです。
その逆もしかり・・・
そしてその「マグニチュード(Ⅿ)」は1増えると地震のエネルギーが32倍になるそうです。
Ⅿ8の地震はⅯ7の地震の32個分のエネルギーを持つことになります。
なんだか想像がつきませんね。
ちなみに東日本大震災の時のマグニチュードは9.0だったそうです。
通常の地震とは比較にならないほど巨大規模の地震であったことが分かります・・・
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■大切な家族の安否
防災グッズなどに注目が集まる中ですが、私が一番気にしているのは、家族と連絡がつかなくなるということです。
かつての東日本大震災の時には、私にどんな本能が働いたのかはわからないのですが、揺れが一番ひどい時に、妻に電話をかけていました。
妻は電話に出てくれて、怖がる様子もうかがえたのですが、「そのまま電話をつなげておいてくれ」と頼みました。
揺れがおさまってその後の注意すべきことを話してからいったん電話を切りましたが、案の定その後は全く電話がつながらなくなりました・・・・
家族の安否を確認することは私にとっては最優先事項です。
災害伝言ダイヤルは欠かせない知識の一つですね。一度は使っておくことをお薦めします。
<災害伝言ダイヤル>
■備えておくこと
一番忘れてはいけないことは、人間は時間の経過とともにかつての被害が意識から遠のいてしまうことだと思っています。
「防災の日」など昔から言われていることですが、意識を呼び起こすためには実は重要な慣習なのだと思います。
自分の地域の避難場所がどこなのか?もし離れている時に被害にあった場合に、家族との待ち合わせ場所を必ず決めておくなど、意識を合わせておくことも必要だと感じています。
防災グッズの定期的な見直しも必要ですね・・・内容の期限もチェックしておきましょう!
今回の気象庁からの発表の言葉を受けて、やはり普段からの備えが必要だということを再認識しました。
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